北部のあちこちにあるカフェ
ハイフォンを含むベトナム北部にはフランス文化が強く残っていて、ひたすらコーヒーばっかり飲んで長時間くつろぐお客さんがたくさん居ます。たま~に近代的な、軽食を注文できるようなお店もありますが、ひたすらコーヒーを飲みまくるだけのお客さんに場を提供してくれるカフェが多いです。都会のチェーン店なら英語が通じることもありますが、ベトナム語でしか注文出来ないお店もあります。飛び入り通訳を期待出来なくもないですが、注文するだけなら自己完結したいものです。
カフェオレっぽいのを飲みたい
フォンヌがイメージしてきた、『ベトナムで飲まれるコーヒー』って、何か特別な道具でポトポト落としながら持ってきてくれる味の濃いやつだったんです。確かに濃いけど。んで、常温でも腐らなくて有用な練乳を添えてくれる、と。実際は、練乳を別に添えてもらう機会は滅多に無いし、コーヒーは注ぎ終わってから来ます。
ハーイさんは、濃いブラックコーヒーを飲めません。あの濃さをそのままってのもなかなか大変だとは思いますが。それで、英語の通じない相手にブラックではないコーヒーを注文しなくてはならないケースが多いです。『カフェオレかカフェラテ欲しい!』って言えたら良かったんですが、不勉強ですみません。って言うか、両方注文出来ないお店もあると思います。……出来れば最小限のベトナム語知識で!
カフェオレっぽい注文選択肢を見つけよう
cà phê trứng (egg coffee ) を信じるか
そう言えば、フランス料理もウサギやらカエルやら変わった食材を使うことがありましたっけ?ベトナムのコーヒーも、卵やらアボガドやら変わった物を入れて飲むことがあります。泡立てた卵の入ったものなら近いか?と思って試して、確かにまあ近いんですけど…。そのお店の生卵は信用していいんだろうか?って心配も出てきます。
sữa (ミルク)って単語があればラッキー!
牛乳か練乳か?或いは、ヨーグルトコーヒー( sữa chua cà phê ) でも構いません。寒い冬に冷たい飲み物はキツイかもですが、美味しいです。ただ、おじいちゃんが休憩しているような昔ながらのカフェでは、この3文字が見当たらないことが多いです。そういう所ではしばしば、注文したコーヒーが来る前に妙に健康的な味のするお茶みたいなのを湯呑に入れて持ってきてくれるので、気分が良いものですけど。
sữa とは言わずにカフェオレの代替を注文するための選択肢
bạc xĩu ( 練乳多めのアイスコーヒー)
メニューの上の方に載っていがち。ブラック飲めない人にお勧め。冷たいけど。
cà phê nâu ( 茶色いコーヒー)
ミルクが入ることで黒いコーヒー( cà phê đen ) が茶色くなったということ。
cà phê dừa ( ココナッツシャーベット入りコーヒー)
美味しいです。冷たいけど。
cà phê muối ( 塩コーヒー )
高確率でミルクも入ります。
お願いしたいこと?
ハーイさんには、ベトナムの濃いブラックコーヒーも飲めるようになって欲しいです。注文がラクになるので。フォンヌは専業主婦の隙間時間を活かして、駐在妻らしく語学習得に励めって?遊んでばっかりいないで、ぼちぼち頑張りますね。