ベトナムの伝統衣装
アオ(シャツ)ザイ(長い)。日本でも普通に売ってる長袖シャツのことではなくて、丈がだいぶ長い上衣のことを言います。スリムなベトナム人によく似合います。
普通は仕立てるような気がする
晴れ着であって、普段コンビニに買い物に行く時にさっと着るものではなさそう。気合いを入れて採寸してもらって身体に合うように、綺麗に見えるように、丁寧に作ってもらうイメージ。 ハイフォンでも仕立て屋さんを見たような見てないような。
ベトナムの普通の服
うっとりするようなアオザイと違って、ベトナム人が普通に買って着るための服を売っているらしいお店の服は、視界に入ってもあまり凝視しないことにしています。
日本人アラフィフ主婦に無理なサイズ感
ハイフォンの人々のファッションを見ていると、女性は女性らしく、男性は男性らしくってメッセージを感じます。そして、ベトナム人女性用に作られた服はフォンヌの体型では試着する気にもなりません。男性専用っぽい服をわざわざ買うのもねえ。
だいぶ平面的
ベトナム人だいたいスリムな体型だから気にならないのでしょう。シャツの前身頃も左半分が平面的な一枚、右半分も平面的な一枚。胸板に筋肉つかないのか、もっともっと細くて服の中でスリムな身体が泳いでいる感じなのか?ハーイさんは生地が気に入った!とか言って近寄るんだけど、こんなの着たらお腹周りのボディーラインが目立っちゃう。そもそも、入らない。……んじゃないかな?多分。
ハイフォンのイオンで既成アオザイ大売出し
春節の時期のことを、ベトナムでは『テト』って言うのですが。それが済んでから、イオンの服売り場でアオザイがいっぱい売られていました。男性用のもありました。ちょっと中華風でカッコいい。まあ、韓国の民族衣装も日本の民族衣装も、どこか中華風な部分が残ってますけど。見ているだけで楽しいですね。
色とりどりの女性用アオザイ
透ける素材だったり、現代風の模様入りだったり。『綺麗!』『これも格好いい!』『こっちカワイイ!』どうせ外国人が何か言ってても分からないでしょう、と、どんどん声の大きくなる日本人駐在妻、フォンヌ。ハーイさんも、そろそろ呆れ顔。
全部通じてた
『良かったら着てみて下さいね。』突然、日本語で話しかけられました。イオンの店員さんです。『え?日本語できるんですか?』『うん。』どちらで学ばれたのかは不明ですが、意思疎通ほぼ100%出来ていました。パジャマみたいに上下同じ色同じ素材とかにはしないで、自分に合うサイズで色合わせの良いものを組み合わせて選んで着るということも教えてもらいました。せっかくだからサイズも選んでもらって試着。
いずれも着心地よし
既成品とは言え、アオザイに限ってはかなり立体的に作られています。ダメな部分がわがままボディなフォンヌの体型を、うまくカバーしてくれる上に、きつく感じることもありません。乙女チックなカワイイ柄より保守的なデザインの方が似合ってたとハーイさんは言います。色々試してアオザイだいたい分かった気になりました。
変わり種
『これは?』長い上衣ではあるけど、下にズボンを合わせなくても中が丸見えにならない気遣いスリットのアオザイ。一枚だけで着られるタイプのものです。『着てみたいですか?』って言ってくれたし自信満々でカーテンを開けて見せると、『これは全然似合いませんね。』有無を言わさず、だいぶ正直な意見をくれる店員さんでした。 全然って。この人の言うことは信用できます。似合う方のアオザイを買いました。
イオンのアプリの使い方も教わる
海外では、店員さんが伝票を書いてくれて、それを自分でレジに持って行って、レジで支払い印をもらったら商品と引き換える。ってパターンも時々ありますが。今回は店員さんがレジまで同行してくれました。せっかく日本語ペラペラかつイオンに詳しい方が居るので、レジ前で並んでいる間に、溜まったポイントを値引きクーポンと引き換えてお支払いする方法など教えてもらいました。 いい買い物が出来ました。